現サッカー界でトップクラスのフィジカルを備えた選手といえば、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが思い浮かぶ。
継続してきた肉体改造により、パワーやジャンプ力などあらゆる能力が高い。35歳になった今も大きな衰えはなく、その身体能力の高さには驚かされるばかりだ。
しかし、レアル・マドリードにはロナウドをも超えるアスリートがいた。そう語るのは、レアルで医療部門を担当してきたヘスス・オルモ氏だ。
スペイン『Ideal』によると、同氏は「私が見てきた中で最高のアスリートはガレス・ベイルだ。彼はあらゆるスポーツにおいて優れた能力を備えた自然なアスリートだ」とコメントしている。
ベイルとロナウドはレアルで長く一緒にプレイし、カリム・ベンゼマとともに強力なBBCトリオを組んできた。チャンピオンズリーグ決勝でド派手なバイシクルシュートを炸裂させたこともあったが、確かにベイルの身体能力も驚異的だ。
英『Daily Mail』はオルモ氏の発言を受けて「ベイルはロナウドよりも優れたアスリートなのか」と取り上げているが、ベイルのスピードやジャンプ力はロナウドをも上回っているのかもしれない。
ただし残念なことに、ベイルは怪我がキャリアを大きく妨害した。ロナウドがほとんど怪我をしない鉄人タイプの選手だったのに対し、ベイルは怪我が絶えないガラスのキャリアとなってしまった。
怪我さえなければ、ベイルはロナウドにも負けぬ成績を残せたかもしれない。それだけの身体能力を備えた選手なのだろう。
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