レアル・マドリードでは前線の補強に注目が集まりがちだが、クラブ史に残るバーゲン補強を忘れてはならない。
スペイン『MARCA』が改めてお得すぎた補強と振り返ったのが、ドイツ代表MFトニ・クロース獲得劇だ。
クロースは2014年の夏にバイエルンからレアルへ移籍するのだが、レアルが支払った移籍金は2500万ユーロだ。6年前と今では移籍金の高騰にも違いがあるものの、この値段は非常にお得だ。
そこからクロースはレアル不動の司令塔として活躍し、獲得タイトルの数は10を超えている。何1つタイトルを獲得できなかったシーズンはなく、レアルはクロースを中心に多くのタイトルを手にしてきたのだ。
そんなクロースも今年1月に30歳を迎えたが、今でも市場価値は4800万ユーロとされている。バイエルンもクロース放出を後悔したと言われているが、レアルとしてはクラブ史に残る大成功補強だ。
まだその影響力が衰えることはない。すでに退団したFWクリスティアーノ・ロナウドや最終ラインを統率するセルヒオ・ラモスらも安定感あるプレイヤーだが、クロースほどブレることなく攻撃を組み立ててくれるMFも珍しい。クロース獲得がレアルに大成功を呼び込んだのは間違いないだろう。
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