リヴァプールは来季へ向けて前線を強化する必要があるのだろうか。
これまでも新アタッカー獲得の噂は続いていたが、英『90min』はひとまずブレーメンFWミロト・ラシカに対する関心は薄れつつあると伝えている。
ブンデスリーガで大苦戦中のブレーメンにて、ラシカはスピード豊かなアタッカーとしてブレイク。今季のブレーメンにおける数少ない収穫がラシカの成長だ。
そのラシカにはリヴァプールも関心を示していると言われてきたが、同メディアは日本代表FW南野拓実の存在によってラシカ獲得プランにブレーキがかかったと主張する。
単純に南野とラシカの役割が被ると考えられたからだ。全くタイプが同じというわけではないが、ラシカもウイングからセンターフォワードまでをこなす選手だ。ここは南野で十分にカバーできる。
サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの3枚が揃っていることを考えても、バックアッパー要員としてラシカまで獲得すると前線の枚数が渋滞する。
南野はウイングから偽9番までこなすユーティリティプレイヤーでもあるため、マネやフィルミーノの代役は務められる。ラシカの獲得にブレーキがかかったのならば、南野にとってはチャンスと言えよう。
ライバルは1人でも少ない方がいい。アダム・ララーナやジェルダン・シャキリの退団話も出ているが、南野は来季出番を増やしていけるのか。リヴァプールの今夏の補強策も南野のプレイタイムに大きく影響してくることになる。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/