マンCがサネの後釜に狙う22歳 “スプリント王国”が産んだ快速ウインガー

レヴァークーゼンで活躍するベイリー photo/Getty Images

ジャマイカ生まれの注目株

ドイツ代表FWレロイ・サネは今夏バイエルン・ミュンヘンへと移籍するのだろうか。その可能性が連日取り沙汰されているが、この快速アタッカーを引き抜かれる側であるマンチェスター・シティの次の移籍市場における動きも気になるところだ。引き抜きによって空くかもしれない席をどう埋めるか。強化部門は腕の見せ所である。

昨季、今季とサネなしでチームを回すことこそできたが、やはり一線級の選手の頭数は欲しいところだろう。リーグ戦中断前の数試合におけるFWラヒーム・スターリングの不調は少しに気になる要素だった。ウイングのポジションにはバックアップないし、スターリングと競えるレベルの選手を一人は連れてきたい。

そんな中、英『Daily Mail』はマンCがある一人の男に熱視線と伝えている。それはレヴァークーゼンで頭角を現す22歳FWレオン・ベイリー。瞬発力、加速力に優れたスピードタイプのウインガーであるベイリーはジャマイカ出身で、数々の短距離走選手を輩出する同国のイメージ通りの選手だ。一度加速してしまうと相手DFが彼の進撃を止めるのは至難の業。足元の技術も高く、ドリブルに相当な自信を持っていることもそのプレイからは窺える。
レヴァークーゼンではMFカイ・ハフェルツばかりに注目が集まりがちだが、ベイリーもまたトッププロスペクトの一人であることは間違いない。マンCは彼の獲得に4000万ポンド(約53億円)もの資金投入をも辞さない考えとのことで、確保に全力で臨む構えのようだ。

もしベイリーがマンCに加入となれば、同じジャマイカ出身のスターリングとも良き友、そしてライバルとして刺激を与える存在となるか。エースの不調、そしてスカッドの脆弱性を一度に解決できるかもしれない22歳。今後の動向には注目だ。

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