今季チェルシーでは多くの若手が活躍しているが、レンタル移籍に出ている選手のことも忘れてはならない。
楽しみな選手の1人が、今季プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のハダースフィールド・タウンにレンタル移籍していた20歳のMFトレヴォ・チャロバーだ。
同じくチェルシーの下部組織で育ち、2017年にワトフォードへ向かったMFナサニエル・チャロバーの弟でもあるトレヴォ・チャロバーは、チェルシーで活躍する時を目指してレンタル先で奮闘してきたのだ。
武器の1つは、高い身体能力だ。先日もチャロバーはInstagramにて縄跳びをしている映像を紹介していたが、「フットワークが凄い」、「ビースト」などファンから称賛の声が挙がっていた。無駄のない引き締まった肉体に、190cmのサイズと、この身体能力は大きな武器となる。
昨季はイプスウィッチ・タウン、今季はハダースフィールドと経験を積んできたが、すでに2部で実力が通用することは証明されてきている。特に守備の部分では信頼でき、守備的MFに加えてセンターバックまで担当できることも強みだ。20歳を迎え、チャロバー自身そろそろプレミアリーグで実力を試したいとの考えがあるはず。
チェルシーを指揮するフランク・ランパードは若手にチャンスを与えてきたが、190cmのフィジカルマシーン・チャロバーのキャリアはどうなるのか。今のチェルシーにチャロバーのようなサイズのある守備的MFは見当たらないため、バックアッパーから試してみる価値はありそうだ。
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