21世紀のクラブ史に残る“日本の皇帝” 遅れて開花した長谷部の評価がすごい

フランクフルトをまとめる長谷部 photo/Getty Images

ベストプレイヤーTOP10入り

21世紀の「フランクフルト・ベストプレイヤーTOP20」を決めようではないか。このような特集を組んだのは、独『hessenchau』だ。

20位から順に連日発表されているのだが、注目はもちろん2014年からプレイするMF長谷部誠だ。

欧州における長谷部のキャリアは決して派手なものではなかったが、フランクフルトではキーパーソンとなっている。このランキングに入るにふさわしい選手なのだ。

そして今回同メディアは、長谷部を9位に選んでいる。30代半ばを迎えての大出世といったところか、長谷部はリベロのポジションを任されたことでチームの主役へと変化を遂げた。

「長谷部は2010年より日本代表の主将を務めてきたが、ドイツではスターではなかった。常に重要ではあったが、注目されてはいない。その長谷部のポジションについて再考したのがニコ・コバチであり、突然長谷部が守備のオーガナイザーとなった。そしてこれは成功した」

同メディアはこのように長谷部を紹介しているが、長谷部は最後方から守備の統率に加えてビルドアップのスタート役までこなすリーダーとなったのだ。昨季にはチームもヨーロッパリーグ準決勝まで駒を進めており、結果から見てもリベロ・長谷部は「21世紀フランクフルト・TOP10」にふさわしい存在と言えよう。

ベテランになってからキャリアの転機を迎えるのも珍しいケースだが、長谷部が地道に経験を積み上げてきたからこその結果とも言える。フランクフルトの歴史に名を残すサムライになったと言っていいはずだ。

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