若く、優れたセンターバックはどのクラブも欲しがるものだが、現在一番人気といえばライプツィヒのダヨ・ウパメカノだろう。対人の強さに加えて鋭い攻撃参加も持ち合わせ、さらにキック精度も高い。今季のライプツィヒの躍進は、彼なしではありえなかったと言っても過言ではない。
そんなウパメカノを狙うクラブは当然のように多く、イングランドからマンチェスターの両クラブとアーセナル、トッテナム。スペインからはレアル・マドリードとバルセロナなど、まさに引く手数多な状態。ライプツィヒとの契約は2021年までであり、ライプツィヒとしても同選手の売却によって大金を手にするチャンスだ。
しかし、彼は結局ドイツに留まることになりそうだ。ブンデスリーガのチャンピオン、バイエルン・ミュンヘンが同選手の獲得で合意したと独『bild』が伝えた。
ただし、バイエルンはウパメカノの契約解除金6000万ユーロを支払った訳ではないようだ。新型コロナによる経済的な影響を考慮して、値下げを要求していると見られる。つまり、バイエルンと選手サイドが大筋で合意に至った段階と見るべきだろう。
ライプツィヒとしてはできるだけ高値で売りたいはずだが、果たしてこの移籍はどのような決着を見るだろうか。
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