記録とはいつか破られるものだ。過去にどんな名選手が、どんな素晴らしい記録を残そうとも、いつの日かそれは更新される運命にある。
自身の記録が破られることを楽しんでいると語ったのは、かつてレスターやトッテナムなどで活躍し、イングランド代表ストライカーとしても名を馳せたガリー・リネカー氏だ。
1984-85、および1985-86シーズンに、エヴァートンで2年連続得点王を獲得したのを皮切りに、バルセロナでは44得点、イングランドのリーグ通算で192得点。また、イングランド代表では80試合に出場し48得点を決めているリネカー氏。彼は現在、レスターのスポンサーでもあるポテトチップス・ブランド「ウォーカーズ・クリスプ」のイメージキャラクターを務めているが、若い人たちにとっては、そんなイメージしかないだろうと英『talksport』で語っている。
「新しい世代にとって、僕は“ポテトチップの人”に過ぎないよ。ウェイン・ルーニーのような選手がイングランドでのスコア記録を上回ったり、ハリー・ケインがゴールデンブーツを獲得したり、ときどき物事は動くんだ。僕は気にしていないよ」
記録が更新されることはサッカーファンにとって大きな楽しみであり、リネカー氏ほどの記録を持つ人物でも、それは変わらないようだ。しかし、W杯メキシコ大会・ポーランド戦でのハットトリックなど、彼の素晴らしい記録の数々が色褪せるわけではない。若い世代のファンにはぜひ、彼のプレイ動画を探して見てみてほしい。決してただの“ポテトチップのおじさん”ではないことがわかるはずだ。
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