リヴァプールFWサディオ・マネは超がつくワールドクラスのアタッカーであり、レアル・マドリードからの関心も噂されるようになった。
レアルやバルセロナはサッカー選手にとって夢のクラブかもしれないが、今のマネがレアルに行く必要があるだろうか。
英『Liverpool Echo』によると、クラブOBでもあるジョン・オルドリッジ氏はレアルへ行く必要はないと主張する。
まず思い浮かぶのは2018年冬にリヴァプールからバルセロナへ向かったMFフィリペ・コウチーニョのことで、あの移籍は間違いなく大失敗だった。マネもコウチーニョの例を受け、慎重に今後のキャリアを判断すべきだろう。また実力の面でも、オルドリッジ氏はバルセロナやレアルに負けていないとの考えを示している。
「リヴァプールを離れた選手が全員苦戦するわけではない。シティのスターリングのようにね。ただ、コウチーニョは最近の間違った例だね。リヴァプールからバルセロナへ向かった時の彼は頂点だったが、それ以降はやや横ばいだ。それに今ではリヴァプールの方がバルセロナ、レアルより良いクラブだよ」
リヴァプールは今季こそチャンピオンズリーグ・ベスト16敗退の屈辱を味わったが、昨季は欧州王者に輝いた。今季は国内リーグで首位を独走するなど、もはやバルセロナとレアルをも上回る安定感を誇るチームになったと言っていい。
チームの実力だけで判断するなら、マネが今のリヴァプールを離れる意味はあまりない。ユルゲン・クロップの下で冒険を続け、さらなるタイトル量産を狙う方が良いキャリアとなるかもしれない。
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