リヴァプールの指揮官にユルゲン・クロップが就任して以降、最もヒットした補強はどれだろうか。
今回英『90min』は「クロップ政権でのベスト補強&ワースト補強」なる特集を組んでおり、まずはワーストからチェックだ。
・ワーストランキング5位:スティーブン・コーカー
4位:ナビ・ケイタ
3位:ドミニク・ソランケ
2位:アドリアン
1位:ロリス・カリウス
GKが多いことは1つの特徴か。ワースト2位と1位にはGKが選ばれており、リヴァプールは優れたGK探しに苦労することとなった。
さらに4位にケイタが入っていることも見逃せない。2018年夏にライプツィヒから5200万ポンドもの移籍金で加わったが、まだポジションを確保できていない。
直接関係があると断言するのは難しいが、インサイドハーフは日本代表FW南野拓実も担当できるエリアだ。ケイタが脱落となれば、南野にとってチャンスとなるかもしれない。
あとは3位のソランケだ。若手有望株を育てるのはクロップの得意技だったが、さすがにライバルが多すぎたか。ソランケは出番を掴めなかった。
・ベスト補強
5位:アンドリュー・ロバートソン
4位:モハメド・サラー
3位:アリソン・ベッカー
2位:サディオ・マネ
1位:フィルジル・ファン・ダイク
さすがにトップ5は豪華だ。約800万ポンドで獲得し、わずか3年ほどで世界最高級左サイドバックへと成長したロバートソン。
フィルミーノとともに魅惑の攻撃トリオを組むサラー、マネも当然外せない。この3トップを早々に完成させたことがクロップ政権の成功へ繋がることになった。
守護神アリソンを見つけたのも大きい。移籍金額はかなり高額なものとなったが、貢献度を考えるとバーゲンと言っていいだろう。
そして1位はファン・ダイクだ。これに異論はないだろう。7500万ポンドの移籍金額は高額に思えるが、こちらもバーゲンだ。チームの守備をあっという間に安定させ、チャンピオンズリーグ制覇へと導いた。
将来的には南野もベスト補強に入っていきたいところ。南野も725万ポンドと比較的安価で獲得されており、成功すれば間違いなくバーゲン選手として評価されることになる。来季以降の戦いに注目だ。
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