ドルトムントが目論む“最強若手軍団”の結成 次に狙うはフランスの逸材MFだ

フランスで評価を高めているカマビンガ photo/Getty Images

また“怪物級”の若手がやって来るのか

現在の欧州で最も若手が躍動しているクラブといえばどこか。おそらく多くの人がドイツ・ブンデスリーガのドルトムントをあげるのではないだろうか。DFアクラフ・ハキミにFWジェイドン・サンチョといった選手に加え、今冬加入したFWアーリング・ハーランドも前評判に違わず大活躍。後半戦に入ってからは17歳のFWジョバンニ・レイナも頭角を現し始めた。

そんな優秀な若手の宝庫と言えるドルトムント。そして今夏、彼らはまた新たなヤングスターをチームに加えることとなるかもしれない。仏『France Football』によると、同クラブは今季リーグ・アンでブレイク中の17歳に熱視線を送っているという。

その17歳とはスタッド・レンヌに所属するMFエドゥアルド・カマビンガだ。まだ10代でありながらも、今季リーグ・アンで23試合に出場している同選手。ここまで3位につけるレンヌでガッチリと定位置を確保している。本職は守備的MFで、類稀なるボール奪取力とテクニックを駆使した鮮やかなパスはいずれも魅力的だ。まだ身体が出来上がっていない印象こそ残るものの、フランス国内ではその才能を“ムバッペ級”と呼ぶメディアもある。
そんなカマビンガの獲得を目指すドルトムントは、移籍金として5000万(約60億円)〜6000万ユーロ(約72億円)の金額を用意しているとのこと。ハーランドの移籍金が2000万ユーロ(約24億円)程度だったことを考えれば、これがとんでもない額であるということは理解できるだろう。カマビンガはレアル・マドリードなどといった他のメガクラブも狙っているとされる逸材。本気で確保しにいくのであれば、これほどの金額は必要ということか。

はたして今夏、ドルトムントはフランスで暴れる“ムバッペ級”の逸材を無事確保することができるのだろうか。2020-21シーズンの同クラブは、今季以上に欧州最高クラスのヤングスターをズラリと揃えた“最強若手軍団”となるかもしれない。

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