ランパードはすでにツィエクにメロメロ “創造性”がチェルシーを進化させる

今季チェルシーはツィエクと直接対決している photo/Getty Images

アヤックスから来季合流

チェルシーはアヤックスから獲得したMFハキム・ツィエクをどう活かしていく考えなのだろうか。

ツィエクは主に右サイドからドリブル、パスと多彩な攻めを見せるレフティーアタッカーで、今のチェルシーはいないタイプのアタッカーと言える。今夏に契約が切れるウィリアンの去就にも左右されるが、チェルシーでもツィエクを右サイドで起用するのが一般的な選択肢となるだろう。

英『sky SPORTS』によると、指揮官フランク・ランパードが期待するのは、守備を固めてきた相手を崩すアイディアをチームにもたらしてくれることだ。ランパード率いるチェルシーは今季のチャンピオンズリーグ・グループステージでアヤックスと対戦しており、ツィエクの特長を間近で見ている。すでに自身の中で起用プランは見えているのかもしれない。
「彼が最初に目に留まったのは、昨季のチャンピオンズリーグだ。特にトッテナム戦で彼を素晴らしい選手の1人だと思ったよ。我々は今季も彼らと2度対戦しているから、彼のクオリティをよく理解している。素晴らしい左足を持っていて、右サイドに加えてセンターフォワードの背後でもプレイできる。今季の我々は守備をこじ開けるのに苦労することがあるからね。彼は創造性など、僕たちに何かをもたらしてくれる選手だと思う」

ツィエクのクロスに長身のタミー・エイブラハムが合わせたり、一気にサイドを変えて左サイドのクリスティアン・プリシッチやカラム・ハドソン・オドイらドリブラーを活かす道も見えてくる。もちろん自らカットインしてシュートを打つパターンもあり、サポーターもツィエクが加わる来季の戦いを楽しみにしていることだろう。

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