アタランタの得点力はセリエA史上トップクラス 半世紀以上ぶりとなる偉業

アタランタを躍進させるガスペリーニ監督 photo/Getty Images

リーグ戦23試合で61ゴール

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が率いるアタランタが、半世紀以上ぶりとなる偉業を成し遂げた。

2016年にガスペリーニ監督が就任して以降、急激に力をつけており、今季はクラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ出場も果たしたアタランタ。同大会では痛恨の3連敗スタートを喫したものの、その後は粘り強い戦いを見せ、奇跡の逆転突破を決めた。同グループのマンチェスター・シティを苦しめるなど、その力が本物であることを欧州最高峰のコンペティションで証明して見せたのだ。

そして、リーグ戦でも好調を維持しているアタランタは、第23節終了時点で12勝6分5敗で4位(勝ち点42)に。特に攻撃陣が素晴らしいパフォーマンスを披露しており、直近10試合で30ゴールを挙げている。また、今季リーグ戦で61ゴールを記録しているが、データサイト『opta』によると、セリエA23試合を消化して時点で、61ゴールまで到達したのは、1959-60シーズンのユヴェントス以来、60年ぶりの出来事だという。
今後もセリエA史上屈指の得点力を誇るアタランタの攻撃陣は見ものだ。もしかすると今季、欧州最高峰のコンペティションで“台風の目”となるかもしれない。

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