アントニオ・コンテがインテルの指揮官に就任した時、ミラン・シュクリニアル、ステファン・デ・フライ、そして昨夏アトレティコ・マドリードから加わったディエゴ・ゴディンの3バックが軸になると考えられていた。
セリエAで実績があるシュクリニアル、デ・フライに加え、ゴディンにはアトレティコとウルグアイ代表での豊富な経験がある。実力と経験値の両面でこの3バックがセリエA屈指の守備組織になると期待されていたのだ。
ところが、ここに割って入る第4のセンターバックが現れた。イタリア期待の20歳DFアレッサンドロ・バストーニである。
2017-18シーズンにアタランタ、昨季はパルマとレンタル移籍で経験を積んできたバストーニは、今季よりインテルに復帰。当初はセンターバックの控え要員と捉えられていたが、今やゴディンを脅かす存在になってきている。
リーグ戦でも直近3試合に先発したのはバストーニの方で、ゴディンはこの3試合で2分間しかプレイしていない。伊『Calciomercato』もコンテがいかにバストーニを信頼しているかの証明と伝えており、バストーニは十分にセリエAで戦える実力者へと育ってきている。
ゴディンもコンディションが整わないところがあり、そこさえ安定すれば戦力になるのは間違いない。インテルにとっては嬉しいスタメン争いが起きており、イタリア世代別代表でプレイしてきたバストーニがコンテの下で飛躍的に伸びている。
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