もう2020年になったが、2010年代のアーセナル・ベストイレブンを作成するならば誰が入るのか。2010年代は残念ながらリーグ制覇を果たせず、タイトル的にはやや寂しいシーズンとなってしまった。
今回英『TalkSport』にて2010年代のアーセナル・ベストイレブンを選んだのはクラブOBのレイ・パーラー氏だが、その評価は厳しい。現所属選手は1人も入っていないのだ。
アーセナルで300試合以上に出場したパーラー氏は、まずGKにペトル・チェフをチョイス。最終ラインは右からバカリ・サニャ、ペア・メルテザッカー、ローラン・コシェルニー、ナチョ・モンレアルの4バックとなっている。
面白いのは中盤からだろう。ここはアーセン・ヴェンゲル時代を含め、テクニシャンが揃っている。サポーターもベストイレブンの選出には悩むはずだ。例えば現在ならメスト・エジルがいるが、同氏はエジルも外している。
「中盤は最もハードなポジションだね。私はダイヤモンド型の攻撃的な形を選ぶよ。まずはウィルシャーだ。怪我の問題があったことは理解しているが、彼はエクセレントな存在だった。カソルラも入るべきだし、ラムジーはアーセナルにとって2010年代最高の選手だろう。そして10番の位置にはセスク・ファブレガスを置くね」
中盤ではテクニシャンが4人も選ばれる結果となり、顔ぶれは豪華だ。怪我に悩まされた選手は多いが、実にアーセナルらしい実力者揃いの中盤と言えよう。
最後は前線だが、同氏はFWピエール・エメリク・オバメヤンも外している。
「前線ではアレクシス・サンチェスを選ぶ。アーセナルにいた時の彼は素晴らしかった。そしてファン・ペルシーだ。オバメヤン?Noだ。私はオバメヤンよりファン・ペルシーを選ぶ。彼はトップクラスの選手だったよ」
2020年代こそは再びのプレミア制覇を成し遂げたいところで、まずはチャンピオンズリーグの舞台へ戻りたい。将来的にファン・ペルシー、セスクらを上回る評価を得るプレイヤーは出てくるだろうか。
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