ついに5200万ポンドの“小さな巨人”覚醒 マンUを支える2人のファイター

ボールを奪いに行くフレッジ photo/Getty Images

1年半の時を経てフィットか

マンチェスター・ユナイテッドは4日にトッテナム(2-1)、7日にマンチェスター・シティ(2-1)と強敵を続けて撃破したが、そこには2人のファイターの奮闘があった。

トッテナム戦より戻ってきたMFスコット・マクトミネイ、その相棒を務めたMFフレッジのボランチ2人である。

2人は中盤で絶えず走り続け、必死にボールを回収することで味方の速攻へと繋げた。派手さはないが、この2人がもたらしたものは大きい。
特に英『Daily Mail』が称えたのは、フレッジの方だ。フレッジは昨夏にシャフタール・ドネツクからマンUに5200万ポンドもの移籍金で加わったが、なかなかプレミアリーグのスピードについていくことができなかった。守れず、足下の技術も正確ではない。獲得は失敗との見方もあった。

そんなネガティブなイメージをこの2試合で払拭することになったのではないか。同メディアも5200万ポンドの期待に応えたと称賛しており、今ではマンチェスターの生活に慣れたように見えると伝えている。ゲームごとにパフォーマンスが向上しているのは間違いなく、攻守両面でフレッジは効いていた。

マクトミネイはオーレ・グンナー・スールシャール体制になってから称賛される機会が増えていたため、問題は相棒を誰にするかだった。直近2試合のパフォーマンスを考えれば、強豪相手にはマクトミネイとフレッジのダブルボランチがベストだろう。

ポール・ポグバの状況次第だが、2人が守備に走ってくれるならばポグバを10番の位置で起用する選択肢もある。190cmを超える巨人のマクトミネイと、169cmながら中盤で必死に戦うフレッジ。この身長差コンビがマンUを安定させるカギとなるかもしれない。

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