サンチョだけじゃない マンCを離れて大ブレイクしたアタッカーがいた

ヘルタのディルロスン photo/Getty Images

ブレイクする21歳のアタッカー

マンチェスター・シティで出番を得るのが難しいと判断し、ドルトムントへ向かって大成功を収めたイングランド代表FWジェイドン・サンチョ。今の活躍ぶりを見れば、マンCも貴重な逸材を逃したと後悔していることだろう。

しかし、マンCからドイツへ向かってブレイクした選手はサンチョだけではない。実は昨夏にもマンCのアカデミーを離れ、ヘルタ・ベルリンへ向かったアタッカーがいたのだ。

その選手とは、昨年11月にオランダ代表デビューも経験した21歳のFWジャバイロ・ディルロスンだ。サンチョと同じくウイングをこなす選手で、今やヘルタの主力選手だ。今季リーグ戦では3得点2アシストの成績を残しており、英『HITC』はブンデスリーガ最新のワンダーボーイの1人と紹介している。マンCサポーターとしてはディルロスンの活躍も少々複雑なものなのかもしれない。
さらに興味深いことに、仮にサンチョが移籍する場合はドルトムントが後釜としてディルロスンを狙うとの話題まで出ているという。マンC出身選手同士で穴を埋めるのも珍しいケースで、ディルロスンが第2のサンチョのような存在となる可能性もゼロではない。

そのディルロスンは19日にU-21オランダ代表の一員としてU-21イングランド代表との親善試合に出場し、そこでも得点を記録。同メディアによれば、ディルロスンのプレイスタイルをマンCのFWレロイ・サネと比較する声まであるようで、評価は着実に上がってきている。

サンチョは今やイングランド代表の常連となりつつあるが、ディルロスンも来夏のEURO2020本大会までにA代表のポジションを確保してくるだろうか。マンCを離れたもう1人のアタッカーにも注目だ。

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