昨季にはチャンピオンズリーグ制覇を達成し、今季はプレミアリーグ制覇へ真っしぐら。リヴァプールは充実の時を過ごしており、ここ10年では最も良い状態にあると言えよう。
では、2010年代のリヴァプール最強プレイヤーは誰だろうか。DFフィルジル・ファン・ダイク、FWモハメド・サラー、サディオ・マネなど現在のチームにもワールドクラスの選手が揃う。
英『Liverpool Echo』は「2010年代最高のリヴァプール戦士は誰か」とのアンケートを実施しているのだが、この結果がなかなか興味深い。ファン・ダイクもマネもNo.1には選ばれていないのだ。
サラー11%、ファン・ダイク18%、マネ21%と続いていき、最も多くの票を獲得したのは現バルセロナFWルイス・スアレス(39%)だ。
スアレス在籍時のリヴァプールは守備も不安定で、今ほど完成度の高いチームではなかった。しかしスアレスは1人で局面を変えてしまう力があり、優勝に近づいた2013-14シーズンにはリーグ得点王となる31ゴールを記録した。ゴールパターンも豊富で、その評価は同じアタッカーでもサラーやマネを超えている。
今季リーグ制覇を達成すれば、このアンケート結果も変わってくるかもしれない。今のところはスアレスのインパクトがかなり大きいようで、マネやサラーがスアレスを超えるにはプレミア制覇しかないか。
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