浦和レッズはリーグ戦でも相変わらず苦しい戦いが続いているが、彼らにはアジア最高レベルの雰囲気を生み出す熱いサポーターがついている。
浦和は10日にアウェイで行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝1stレグでサウジアラビアのアル・ヒラルに0-1で敗れてしまった。相手にシュートを22本も打たれ、浦和側のシュートは僅かに2本。ポゼッション率も30%と低く、全てにおいて圧倒されたイメージだ。しかし、団結したホームの埼スタなら1点のリードを跳ね返すことなどイージーミッションだ。
『Globo Esporte』も、「浦和は1stレグを0-1で落としたが、後悔することは何もない」と1stレグの戦いを振り返る。22本のシュートを打たれながら1点に抑えることができたのは好材料で、0-1で折り返すのは決して悪いことではない。
両チームは2017年のACL決勝でも顔を合わせているが、その時はアウェイでの1stレグを1-1のドローで終えた。同メディアも浦和の戦いは当時と似ていると振り返る。
浦和はホーム&アウェイともに堅い守備をベースに試合を進め、前線に構えていたFWラファエル・シルバが1stレグと2ndレグの両方で1点ずつ奪って2試合合計2-1の勝利を収めた。今回はアウェイで得点を奪えなかったが、何とか相手の攻撃を1点に抑えてホームの埼スタに戻るシナリオは当時と変わらない。
「浦和はまだ生きていて、24日の2ndレグでは埼スタが熱狂的なサポーターでいっぱいとなるだろう」と同メディアは締め括っており、逆襲は十分に可能だ。リーグ戦では苦い思いを味わっているが、そうした空気を変えるためにもアジア王者の称号が欲しい。
アル・ヒラルの方が1点しか奪えなかったことに焦りを覚えている部分もあるはずで、逆襲の2ndレグに期待だ。
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