ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドといえば、サッカー界屈指の鉄人プレイヤーだ。大きな怪我をしたことはほとんどなく、鋼の肉体で毎シーズンのようにフル稼働を続けてきた。
そんなロナウドが6日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のロコモティフ・モスクワ戦で途中交代した。指揮官マウリツィオ・サッリは怪我のリスクを恐れての交代だったと明かしているが、サッリはロナウドの体に異変を感じていたようだ。
チャンピオンズリーグの戦いをこよなく愛するロナウドが試合途中にベンチへ下がるのは極めて珍しい。伊『Calciomercato』によると、ロナウドがチャンピオンズリーグで途中交代するのは2016年2月のローマ戦以来のことになる。つまり2016-17、2017-18、2018-19シーズンと、チャンピオンズリーグではフル出場を続けてきたのだ。
昨季のバレンシア戦では退場処分を受けたものの、それを除けば常にフル出場だ。ロナウドはチームタイトルに加えて得点王の個人タイトルも狙っているはずで、そのためには毎試合フル出場が重要な条件となる。
また途中交代した2016年2月のローマ戦も、ピッチへ退いたのは89分のことだ。ほとんどフル出場のようなもので、いかにロナウドがきっちりとコンディションを管理しているかが分かってくる。
鉄人ロナウドの記録が1つ途絶えることになったが、ロナウドも34歳だ。これまでのようなフル稼働が難しくなってきている部分もあるだろう。サッリの判断も間違いではなかったはずで、ロナウドが本来フル稼働すべきは決勝トーナメントに入ってからだ。
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