あらゆる手を尽くしてイブラ獲得へ
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャが、衰え知らずの怪物ストライカーの獲得に本腰を入れるようだ。
インテルやバルセロナ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドなどの欧州名門クラブを渡り歩き、数々のタイトルを獲得してきた元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ。2018年からは戦いの舞台をアメリカへ移し、ロサンゼルス・ギャラクシーでプレイしている。欧州サッカーからは離れたもののまだまだ衰え知らずで、先日38歳の誕生日を迎えたが、今季もここまでリーグ戦29試合に出場して30ゴール7アシストを記録。こういった活躍もあってか、今年いっぱいで契約満了を迎える同選手に対して多くのクラブが興味を示しており、欧州復帰も噂されている。
特にイタリアのクラブがイブラヒモビッチに関心を寄せており、セリエAの全20クラブ中16クラブが同選手に興味を抱いているとの報道も。そんな中、ボローニャのスポーツディレクターを務めるワルテル・サバティーニ氏が伊『TUTTOmercatoWEB』のインタビューで、次のようなコメントを残した。
「イブラヒモビッチはシニシャ(ミハイロビッチ監督)と親交があり、我々のクラブに加わりたがっている。不可能ではない。愛情がそれらを結びつける。イブラもミハイロビッチを助けたいと思っているからね。我々はこの狂った移籍を実現させるために、あらゆる手を尽くすつもりだ」
ボローニャはイブラヒモビッチを獲得するために、年俸約10億円と1年半契約の準備を進めているといった報道もある。はたして、冨安とイブラヒモビッチの共演をピッチで見ることができるのか。