インテルやニューカッスルで活躍し、ナイジェリア代表としてもプレイした超快速FWオバフェミ・マルティンスを覚えているだろうか。マルティンスの最大の特長はスピードで、陸上選手としても戦えるのではないかと思えるほどの速さがあった。
そんなマルティンスと比較される選手が、今インテルの下部組織にいる。
現在開催されているU-17ワールドカップに15歳ながらイタリア代表メンバーに選出されているFWデニャン・ニョントだ。11月5日に16歳の誕生日を迎えるニョントは、U-17代表でもスタメンを確保。グループステージ初戦のソロモン諸島戦では2得点を記録している。
ニョントは小柄なアタッカーだが、俊敏性は抜群だ。マルティンスとの比較が出るのも頷ける。ただ、注目される理由はこれだけではない。
伊『FCInternews.it』によると、現在ニョントにはニューカッスルとアーセナルが興味を示しているという。マルティンスもインテルの下部組織で経験を積み、トップチームで活躍したのちにニューカッスルへ移籍した選手だ。
インテル側はニョントを未来ある選手として守っていきたい考えのようだが、仮にニューカッスルへ向かう時がくればマルティンスと同じコースを辿ることになる。マルティンスはプレミアリーグ3シーズンで28得点を記録しており、ニューカッスルのサポーターも強く記憶していることだろう。
ニョントは昨季インテルのU-17カテゴリーでプレイし、11試合で8得点3アシストと見事な成績を残している。U-17ワールドカップでの活躍次第ではさらに注目されることになりそうで、イタリアにまた1人興味深いアタッカーが出てきた。
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