ロナウドもユーヴェ新体制に手応え サッリから与えられた自身の“役割”とは 

自分のプレイしやすいエリアを見極め、縦横無尽に動くロナウド photo/Getty Images

ピッチ上では「自由」にプレイ

ユヴェントスで2年目のシーズンを迎えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、新体制に満足しているようだ。

ユヴェントスは昨季をもって、クラブをイタリアの絶対王者へと成長させたマッシミリアーノ・アッレグリ体制に終止符を打ち、新たなステップへ踏み出すことを決断。新指揮官にイタリア屈指の戦術家であるマウリツィオ・サッリを招聘した。新体制ではセリエA開幕から数試合は不安定な戦いが続いたが、ここまで未だ負けなし。公式戦10試合で8勝2分となっており、セリエA(7勝1分)では首位に立っている。

そんな今季も好調なユヴェントスの攻撃を支えているロナウド。ここまで9試合に出場して5ゴール1アシストを記録しているエースも、サッリ・ユヴェントスに手ごたえを感じているのか、次のように語っている。英『BBC』や『Daily Mail』など複数のメディアが、同選手のコメントを伝えている。
「僕らはこれまで以上に自由となった。まだまだ修正すべき点はあるけど、多くのことを変化させ、改善もしているし、とても幸せだよ。僕らはアッレグリのもとで素晴らしい仕事をしたが、サッリのもとでさらに良くなっている。僕の役割も少し変わったね。常にピッチの中で自分が一番良いと感じるエリアでプレイしようとしているんだ。自由に動けるのは好きだよ」

確かに、今季のロナウドはこれまで以上に右に、左に、ゴール前にと、ピッチ上で自由にプレイしている印象だ。さらに「僕たちはリーグ戦で再び自分たちの力を示すために戦わなければならないし、チャンピオンズリーグでも優勝を目指さなければならない。これが僕らの目標だからね。チームとしての結果が重要だ」と意気込みを語った。はたして5度もスクデットを掲げているこの“CL男”は、今季こそユヴェントスに悲願の欧州制覇をもたらすことができるのか。

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