「ペップに感謝する」 マンCで勝負する道選んだ22歳DFが急成長

マンCのジンチェンコ photo/Getty Images

ウクライナ代表でも主力へ

マンチェスター・シティで若手選手が出場機会を確保するのは非常に難しいが、ジョゼップ・グアルディオラの下で着実に成長しているのが22歳のDFオレクサンドル・ジンチェンコだ。

左サイドバックを務める22歳のジンチェンコは、今季もリーグ戦7試合に出場。左サイドバックは本来モナコから獲得したバンジャマン・メンディが務める予定だったのだが、メンディは加入から負傷離脱を繰り返している。グアルディオラはこれまで若いジンチェンコ、あるいは昨季限りで退団した万能プレイヤーのファビアン・デルフを左サイドに回すしかなかったのだ。ジンチェンコにとってはラッキーな展開だったが、プレミアリーグでプレイを続けたことで一回り成長することができた。

ウクライナ代表でも主力を務めており、チームはすでにEURO2020本大会出場を決めている。グアルディオラの指導で伸びたのは間違いなく、ウクライナにとっても特別な選手なのだ。
英『Manchester Evening News』によると、ジンチェンコの代理人を務めるアラン・プルドニコフ氏はマンCに留まった決断は正しかったと振り返る。ジンチェンコにはナポリ移籍案も噂されていたのだが、最終的にはマンCで続ける道を選んだ。

「ジンチェンコがナポリ行きへ近づいていた?あとになって言えるが、シティに留まったのは正しい選択だった。我々はジンチェンコが成長するためにチャンスを与えてくれたグアルディオラに感謝する」

ジンチェンコがマンCに加わったのは2016年のことで、PSVへのレンタル移籍も含め3年間で大きく成長した。マンCでの競争を諦めて移籍する道もあったが、グアルディオラの指導を受け続けることを選んだ決断は正しかったと言えよう。

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