冨安健洋もA・サンチェスの離脱も痛い セリエAの2クラブを襲ったトラブル

ボローニャの主軸となっている冨安 photo/Getty Images

代表戦の怪我の影響を最も大きく受けた2クラブ

代表マッチウィークで何より怖いのは、怪我だ。選手たちにとって代表チームからの招集は特別なことだが、選手を送り出すクラブは怪我をして戻ってこないかと不安でいっぱいなのだ。

そして今回の代表戦でも数名の選手が怪我を負ってしまった。『90min』はセリエAでプレイする選手たちに注目しているが、「今回の代表戦で最も大きな被害を受けたのはインテルとボローニャ」と伝えている。

セリエAで2位につけるインテルは、代表クラスの選手を多数抱える強豪チームだ。今回も多くの選手を代表へ送り出しているが、チリ代表FWアレクシス・サンチェスがコロンビア代表戦で負傷。さらにイタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオも怪我を負ってしまった。サンチェスの方は左の足首を痛めてしまったようで、長期離脱になる可能性も出てきた。徐々に調子を上げていただけに、ここでの離脱は非常に痛い。
もう1クラブのボローニャは、守備の要となっていた2選手に怪我が起きた。サンチェスと同じチリ代表のDFガリー・メデル、そして先日のモンゴル代表戦に出場していた日本代表DF冨安健洋だ。冨安はすでに代表チームを離れており、ボローニャにとっては大きな衝撃だ。

20歳と若いフレッシュな冨安と、そんな若手を豊富な経験でまとめるメデルの離脱はボローニャにとって痛手で、影響は大きい。ボローニャは代表マッチウィーク明けに王者ユヴェントスと戦う予定となっており、守備に穴を作った状態で王者に挑む戦いはかなり厳しいものとなりそうだ。

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