今季ここまでチェルシーを引っ張っているのは、2人のヤングスターだ。ダービー・カウンティから戻ってきた20歳のMFメイソン・マウント、アストン・ヴィラから戻ってきた21歳のFWタミー・エイブラハムの2人だ。
マウントはリーグ戦5試合で3得点、エイブラハムは5試合で7得点を記録しており、彼らレンタルバック組がこれほど早く結果を出すと予想していたサポーターは多くなかったはずだ。そんな中、開幕前に比べて存在感がやや薄くなってしまっている選手がいる。
冬の段階で獲得を決めていたFWクリスティアン・プリシッチだ。ドルトムントから獲得したプリシッチはレアル・マドリードへ移籍したエデン・アザールの後継者候補の1人と考えられており、チームの軸となることが期待されていた。
しかしリーグ戦では1アシストを決めただけで、直近2試合はベンチから試合を見守っている。代表マッチウィークが終わったばかりということも関係しているのだろうが、スペイン『as』は「重要性が失われたのか?」と現状を不安視している。
2列目ではマウントが指揮官フランク・ランパードの信頼を掴むことに成功しており、ベテランのウィリアンもいる。カラム・ハドソン・オドイが戻ってくれば、プリシッチにとってはさらに複雑な状況となるかもしれない。
果たしてプリシッチはアザールの後継者となれるのか。今のところアザール級の活躍を見せているのはマウントだ。
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