代表マッチウィークも終了し、ここからは再びクラブの戦いがスタートする。レアル・マドリードもギアを上げていきたいところだが。9月のレアルのテーマは「元仲間・監督たちとのバトル」だ。
スペイン『MARCA』が取り上げているが、レアルの9月の戦いには特徴がある。まず14日にはレバンテと対戦するが、現在レバンテにはレンタル移籍しているFWボルハ・マヨラルがいる。
その4日後からはチャンピオンズリーグ・グループステージがスタートし、A組のレアルはいきなりパリ・サンジェルマンと対戦することになっている。パリには元レアルのアンヘル・ディ・マリアに加え、今夏アルフォンス・アレオラとのトレードでパリへ向かったGKケイロル・ナバスがいる。ともにチャンピオンズリーグ3連覇を果たした元同僚のナバスにスーパーセーブを連発される展開は避けたいだろう。
それが終わると、22日にはセビージャとの対戦だ。現在セビージャを指揮するのは、昨季序盤戦でレアルの指揮官を務めたフレン・ロペテギだ。ロペテギもレアルの選手たちの特長は頭に入れているはずで、何か策を練っていることだろう。さらに昨季左サイドバックとしてブレイクしたセルヒオ・レギロンがセビージャにレンタル移籍している。ここも注目ポイントだ。
最後は28日のアトレティコ・マドリード戦だ。絶対に落とせないダービーマッチだが、アトレティコにも元レアルの選手がいる。まずはFWアルバロ・モラタ、さらに今夏に移籍したMFマルコス・ジョレンテ、レアルの下部組織出身者であるDFマリオ・エルモソの2人もいる。
パリ、セビージャ、アトレティコと難敵が続くこともポイントで、レアルにとって大切な1ヶ月間だ。かつての仲間や上司たちをねじ伏せて勝ち点を積み重ねられるのか。
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