ドルトムントかバイエルンか。今季のブンデスリーガはどこか2強体制のイメージがあったが、バイエルンは開幕節でいきなりヘルタ・ベルリンと2-2で引き分けた。
さらにドルトムントも第3節で昇格組のウニオン・ベルリンにまさかの敗北。優勝候補と目される2クラブがさっそく勝ち点を落とすことになった。その中で3連勝を飾ったのはライプツィヒだ。
ライプツィヒといえば今季より若き戦術家ユリアン・ナーゲルスマンが指揮しているチームで、開幕前より評価は高かった。しかし、開幕3試合の戦いは前評判以上と言うべきなのかもしれない。
ライプツィヒは開幕節こそ昇格組のウニオン・ベルリンが相手だったが、第2節では昨季ヨーロッパリーグ・ベスト4まで進んだフランクフルト、第3節では昨季リーグ戦5位に入ったボルシアMGと対戦する難しい開幕3試合だった。それでもライプツィヒはフランクフルトを2-1、ボルシアMGはFWティモ・ヴェルナーのハットトリックで3-1と粉砕。いとも簡単に3連勝を達成した。
ブンデスリーガ公式は今季はライプツィヒのシーズンになるのかと注目しているが、それを占うゲームが次節のバイエルン戦となる。まだ序盤の段階ではあるものの、直接対決でバイエルンまで負かしたとなれば本物だろう。フランクフルト、ボルシアMG、バイエルンと難しい立ち上がりの開幕4試合を無傷の4連勝で切り抜けることになるのだ。
バイエルン戦は代表マッチウィークを挟み、少し期間が空いた9月14日に予定されている。早くも頂上決戦といったところだが、今季はライプツィヒのものとなるのだろうか。
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