今夏移籍市場の閉幕も目前に迫っているが、土壇場でベテランDFの周囲が騒がしくなってきている。トッテナムのベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンにドイツ行きの可能性があるようだ。
英『The Sun』などによると、フェルトンゲンに関心を寄せているのはレヴァークーゼンだ。トッテナムとフェルトゲンの現行契約は残り1年で満了を迎えるため、契約の延長がなされなかった場合には来夏フリーでの獲得が可能。しかし、ディフェンス陣の改善が急務とされるレヴァークーゼンは、移籍金を支払ってでも今夏に彼を加入させたいと考えているという。
現在32歳のフェルトンゲンは、2012年夏にアヤックスからトッテナムへ加入。同クラブで公式戦通算285試合に出場しており、2015年からは副キャプテンに任命されている。“チームの顔”と言っても過言ではない彼だが、今季は開幕戦から3試合連続で出場なし。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は前述した契約延長に関する問題などを考慮し、将来を見据えたスタメン選びをしているとの意見も現地にはあるが、このベテランDFが現在苦しい状況に立たされていることには変わりない。
フェルトンゲン放出となればトッテナムにとっては間違いなく痛手だが、はたして彼は今季どこでプレイすることとなるのか。今後の動向に注目だ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/