ランパード、今季もプレミア勢の“CL支配”に自信も 肝心なチェルシーは……

今季からチェルシーの指揮官を務めるランパード監督 photo/Getty Images

チェルシーにとっては大きな挑戦

現地時間29日、2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージ組み合わせ抽選会が行われる。指揮官として初めて同大会へ参加するチェルシーのフランク・ランパード監督が、意気込みなどを語った。

現役時代にチェルシーを数々のタイトルへ導き、2012-13シーズンには悲願であった欧州制覇も成し遂げているランパード監督。ダービー・カウンティでの指導を経て、今季からチェルシーの指揮官を任された。ただ、古巣での新たな旅は決して簡単なものではない。補強禁止処分により、今夏の移籍市場で新戦力をほとんど獲得することができず。先日のノリッジ戦で初白星を手にしたものの、こういった状況もあってか、今季はスタートから苦しい戦いが続いている。

まずランパード監督は、CLについて「プレミアリーグは強い。これは明らかだ。2チームが(CLの)ファイナルへ進んだんだからね。これはイギリス人として本当に素晴らしいことだ。マンチェスター・シティも世界のトップにいるのは明白だしね。現時点で、イングランドのチームは強いし、うまくいけはそれは今季も継続されるんじゃないかな」と明かした。英『Daily Mail』などが伝えている
ただ、指揮官は補強禁止の中で、2年ぶりに欧州最高峰のコンペティションへ参加するチェルシーの現状もはっきりと理解しており、「(CLに参加できるのは)楽しみだが、我々にとっては大きな挑戦となるだろう。補強禁止の難しさや我々の居場所を理解しているからね」とコメント。ただ「だからと言って、我々はこの偉大な挑戦から逃げてはいけない。今大会で上手にトライしていかなければならない。選手たちにも話したが、我々の戦いを選手たちにはプレイで示してもらいたいね」とも述べている。

昨季は全4クラブがベスト8まで進んだプレミア勢だが、はたして今季も同リーグのクラブがCLを支配することとなるのか。その中で、チェルシーも結果を残すことができるのか。“スーパー・フランキー”の手腕にも注目が集まる。

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