ベテランFWの放出は痛かった? トッテナムが苦しむ“プランB”の欠如

ジョレンテの放出はトッテナムにとって痛手だったか photo/Getty Images

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劣勢時の攻撃パターンは増やしたいところ

マウリシオ・ポチェッティーノ監督に率いられ、昨季補強ゼロながらチャンピオンズリーグ準優勝という成績を残したトッテナム。しかし、今季同クラブはプレミアリーグで1勝1分1敗と苦しいスタートを強いられている。第2節の相手が昨季の王者マンチェスター・シティだったとはいえ、続く第3節ではニューカッスルに敗戦。決して好調とは言えない滑り出しとなっている。

その中でも不安要素となっているのが攻撃面だ。ニューカッスル戦では80%近いボールポゼッションを記録しながらも無得点。攻撃に手詰まりを感じさせる場面も見受けられ、引いた相手を崩すアイデアに課題を残す内容となった。

そんな中、ポチェッティーノ監督が昨季限りで退団したFWフェルナンド・ジョレンテの不在を嘆いていると英『Daily Mirror』は主張する。たしかに身長193cmの長身FWが相手ゴール前に陣取れば、アイデアが無いなりにもロングボールやクロスを駆使して突破口を開くことが可能だったはず。34歳という年齢に加え、決して安くはない給料も考慮しての放出だったのかもしれないが、それが裏目に出る結果となってしまっている。
しかし、退団してしまったものはどうしようもない。過去を振り返らず、トッテナムは早急にジョレンテに代わる新たな“プランB”を見つけ出すことが必要だろう。はたして、ポチェッティーノ監督は現有戦力の中からその答えを探し出すことができるのだろうか。指揮官の今後の采配に注目だ。

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