勝負の分かれ目はどこだった? アーセナル指揮官が挙げた瞬間とは

サラーに痛恨のPKを献上してしまったD・ルイス photo/Getty Images

リヴァプール相手に3失点で敗戦

現地時間24日に行われたプレミアリーグ第3節でリヴァプールに1-3で敗れたアーセナル。結果的に3失点の敗戦とはなったが、前半41分に先制点を奪われるまで彼らはリヴァプールと互角の戦いを披露していたと言っていいだろう。素早いカウンターには鋭さがあり、何度も相手ゴールを脅かした。指揮官も概ねの試合内容には満足しているようだ。

英『talkSPORT』によると、試合後の会見でウナイ・エメリ監督は前半まで両者が互角の戦いを披露していたと主張。勝負を分けたのは後半のある出来事だったと次のように語った。

「後半のPKで試合が変わってしまった。我々は後半によくボールを支配したが、それは相手が3点目を取ってより深い位置でプレイしたからだ。私にとって今日最も重要だったのは選手が示してみせたことと、相手に対してどうリアクションしたかだ。我々は戦術的なパフォーマンスでもっと上位に近づくことができるし、自分たちのスタイルを継続することで楽観的になることができるよ」
指揮官は48分にDFダビド・ルイスがFWモハメド・サラーのユニフォームを引っ張り、リヴァプールにPKが与えられたシーンをこの試合のターニングポイントに挙げた。このプレイでイエローカードを貰ったD・ルイスは試合後、3点目のシーンにおいて退場の可能性を危惧したがゆえにサラーへ強くチャージできなかったことを明かしている。結果的に1点以上の代償を支払ったこのプレイをエメリ監督は悔やんでも悔やみきれないようだ。

とはいえ、アーセナル自慢の高速カウンターはリヴァプール相手にも十分通用していた。指揮官の言う通り、チームスタイル自体は変える必要がないだろう。はたして、今季のアーセナルは久々のトップ4入りを果たすことができるのか。今回は惜しくも敗戦となったが、ファンは期待に胸を膨らませている。

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