MFフィリペ・コウチーニョをレンタルで加えたバイエルンは、攻撃陣をどのように構築していく考えなのだろうか。コウチーニョ、さらにはインテルからレンタルで獲得したイヴァン・ペリシッチが揃うことで攻撃のオプションは確実に増えた。
英『GIVE ME SPORT』がいくつかアイディアを出しているが、最もコウチーニョの良さを活かせるのはトップ下で起用するパターンだろうか。
システムは[4-2-3-1]となり、最前線にはもちろんロベルト・レヴァンドフスキ。その背後にコウチーニョを配し、右サイドにセルジュ・ニャブリ、左サイドにペリシッチ、あるいはキングスレイ・コマン、ボランチ2枚は攻撃を組み立てるチアゴ・アルカンタラと守備に強みを持つハビ・マルティネスがコンビを組む。バランスを考えるなら、このシステムがしっくりくる。
2つ目はコウチーニョがフランク・リベリの後継者になる案だ。同メディアの予想システムからペリシッチが外れることになるが、コウチーニョが左のウイングに入る。トップ下の位置にはトーマス・ミュラーが入り、右サイドはニャブリで変わらない。コウチーニョはペリシッチよりも中へカットインしてシュートを狙うパターンを得意としており、得点力を求めるならば左ウイングにコウチーニョを入れるパターンも悪くない。
最後の案はシステムを[4-3-3]とし、コウチーニョが左のインサイドハーフに入る。守備には少し不安が残るが、アンカーにチアゴ、右のインサイドハーフにレオン・ゴレツカが選ばれている。この中盤はかなり攻撃的で、対戦相手にとっては脅威となるだろう。
コウチーニョも起用法さえフィットすればリヴァプール時代の輝きを放つはずだ。指揮官ニコ・コバチの手腕が問われるが、コウチーニョの能力を最大限引き出すにはどのシステムがベストか。
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