デビューできたことが誇り
ユヴェントスで新たなスタートを切ったウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、ついに新天地デビューを果たした。
今夏の移籍市場で長年過ごしたアーセナルを離れ、ユヴェントスへ移籍することとなったラムジー。昨季終盤に負った怪我の影響で、ここまでのプレシーズンは親善試合などに出場することはなく、リハビリに専念してきた。そして、多くのファンが待ち望んでいた時がようやく訪れた。
17日に行われたプレシーズンマッチの最終戦で、セリエCのウニオーネ・トリエスティーナと対戦したユヴェントス。この一戦でベンチ入りを果たしたラムジーは1点リードして迎えた70分、フェデリコ・ベルナルデスキに代わって途中出場を果たし、白と黒のユニフォームを纏ってピッチに立ったのだ。限られた時間ということもあったが、ゴンサロ・イグアインとのワンツーの際に相手の逆を突く華麗な落としを見せるなど、ラムジーらしさを見せるシーンもあった。
試合後、そんなラムジーがインタビューに応じ、次のようなコメントを残している。伊『TUTTOJUVE』など複数のメディアが伝えた。
「もちろん、デビューできたことをとても誇りを持っているし、今夜のことに関しては満足している。ようやくチームを助けることができるんだからね。(怪我も)問題ないよ。素晴らしいリハビリを行ってきたからね。ただ、チームを助けるためにさらに改善していきたい。この新たなリーグは、僕にとって新たな経験だ。開幕戦の準備に集中しているよ。僕らは素晴らしいプレシーズンを過ごしたし、新たな監督のもとで、彼のアイディアやサッカーになれなければならない。チームの調子は良好だし、成功に満ちたシーズンになればいいね」
はたして、イタリアで新たな一歩を踏み出したラムジーは、絶対王者ユヴェントスでも輝きを放つことができるのか。まずはマウリツィオ・サッリ監督にしっかりアピールすることで、定位置を確保できるかに注目だ。