プレミアリーグ開幕節でマンチェスター・ユナイテッドに0-4の大敗を喫しながら、その後のリヴァプールとのUEFAスーパー杯ではPK戦まで持ち込んだフランク・ランパード率いるチェルシー。大きく改善されたように見えるが、英『Squawka』が違いを生んだ男と称えたのがMFエンゴロ・カンテだ。
マンU戦は途中出場だったが、リヴァプール戦ではカンテがフル出場。さすがにカンテの影響力は大きく、改めてチェルシーに欠かせぬ選手だと証明することになった。
同メディアはリヴァプール戦でのデータを紹介しているが、目立つのは守備面だけではない。攻撃面でも84%のパス成功率、8度の1対1成功、4度のチャンスメイクを記録。カンテは世界屈指の守備的MFと評価される選手だが、同メディアはドルトムントから加わったMFクリスティアン・プリシッチとともにカンテがチェルシーの攻撃でも希望を与える存在だと称えている。
中盤から積極的にボールを運び、プリシッチら前線の選手に届けるのもカンテの役割だ。攻撃面でも違いを生み出すとなれば、まさにカンテは世界最強の守備的MFとなるだろう。
もちろん守備も効いている。リヴァプール戦では3度のタックル、2度の空中戦勝利などを記録しており、カンテが最終ラインの前にいることでチェルシーの守備は安定する。役割は全く違うが、カンテもエデン・アザール級に重要なプレイヤーだ。ランパード体制でもカギを握る存在となるはずだ。
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