現地時間9日に行われたプレミアリーグ第1節で、昇格組のノリッジ相手に4-1と勝利をおさめたリヴァプール。同クラブではかねてよりモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの強力3トップが脚光を浴びてきた。しかし、彼ら以外にも注目すべき存在がリヴァプールにはいると、かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したガリー・ネビル氏は主張する。
それはこの開幕戦にも先発したディボック・オリギだ。同選手は後半29分に退いたものの、この試合で1得点を挙げ見事与えられた任務を遂行している。そんなオリギに対する称賛をネビル氏は英『Sky Sports』に対して次のように語った。
「リヴァプールには3人の素晴らしいストライカーがいる。それゆえに他のストライカーが出場機会を得るのは本当に難しいんだ。ただ、オリギはその3人のうち誰かが怪我をしたり、休みを必要としている時に前線のどこでもプレイできる。素晴らしい仕事をしているよ。リヴァプールには最適な選手だ。相手の背後を狙う動きもするしね。時々だらしなかったり、レギュラー3人のように完成された選手じゃないけど、彼を控えに回すことでリヴァプールは幸せになっているんだ」
ネビル氏はリヴァプールのスーパーサブをベタ褒めしている。オリギはノリッジ戦でマネに代わる左サイドのアタッカーとしてプレイ。相手を抜き切らず高精度のクロスを供給するなど成長を感じさせる場面も見受けられ、ただの控え選手ではないことを証明してみせた。多くのファンが「今季のオリギは昨季以上に欠かせない存在として、リヴァプールの勝利に貢献してくれるかもしれない」と感じたことだろう。
はたして2019-20シーズン、この24歳は1年を通してその期待に違わぬ好パフォーマンスを披露することができるのか。リヴァプール攻撃陣に必要不可欠な“4人目の点取り屋”から目が離せない。
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