昨季は攻撃を鎌田大地、守備を冨安健洋が引っ張り、優勝プレーオフ参加目前まで近づいたベルギーのシント・トロイデン。この勢いを継続したいところだったが、今季の開幕は何とも苦いものになっている。
開幕節ではムスクロンに0-1で敗れ、続くクラブ・ブルージュ戦では0-6の完敗。0得点7失点の連敗スタートとなってしまった。今夏には鎌田と冨安がチームを去り、昨季途中にはMFロマン・ベズスとDFキャスパー・デ・ノレも引き抜かれた。チームは早くも変化の時を迎えている。
代わりに日本からはGKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨がチームへ加わったのだが、シュミット・ダニエルはブルージュ戦で6失点と苦いスタートになってしまった。サポーターの間では早くもネガティブな空気が漂っている。
ベルギー『Voetbalnieuws』によると、シント・トロイデンは降格候補か?との問いに93%の人がYesと答えている。鎌田と冨安を失った影響は大きすぎたのかもしれない。前線では鈴木の得点量産に期待がかかるが、新たに加わった日本人選手たちはサポーターの間で広がる嫌な空気を振り払えるのか。
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