プレミアTOP6、今季解任第1号候補はまさかの……? 不安視される”13敗”

トッテナムを指揮するポチェッティーノ photo/Getty Images

意外な指摘をした人物は

今季プレミアリーグのトップ6と呼ばれるクラブの中で最も早く解任される指揮官は誰になるのか。こうした話題は開幕前に注目を集めるが、もちろん危険なのは昨季トップ4から漏れたクラブだ。

マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャールはチームを立て直せるのか、アーセナルのウナイ・エメリは守備を整えられるのか。またチェルシーにやってきたフランク・ランパードは経験が浅すぎるのではないかなど、それぞれに不安要素はある。

しかし、意外な指揮官を解任筆頭候補に挙げる人物もいる。チェルシーやマルセイユでプレイし、現在は解説を務めるトニー・カスカリーノ氏だ。英『TalkSport』によると、同氏が不安視しているのはトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノだ。
ポチェッティーノはトッテナムを進化させた存在で、昨季もチームをチャンピオンズリーグ決勝へと導いた。安全圏にいるように思えるが、同氏は昨季の成績に満足していない。

「ランパードはシーズン終了時にもチェルシーにいるのか、スールシャールは来夏もユナイテッドの指揮官なのか。多くの疑問がある。しかし、トップ6の中で先に離れるのはポチェッティーノではないかとも感じる」

同氏が指摘した最初のポイントは、昨季トッテナムがリーグ戦で13敗も喫してしまったことだ。チャンピオンズリーグの方にも力を注いでいたことが1つの原因ではあるものの、13敗という数字はトップ6の中で最も多い。4位に滑り込めたのは幸運と考えるべきなのかもしれない。

チャンピオンズリーグや国内カップ戦も含め、同氏は「彼らは18敗か19敗、多くの試合を落とした。ポチェッティーノも心の中ではタイトルを獲得できないと感じているのではないか。昨季はトップ2に20ポイント以上の差がついていて、今季もチャレンジできるとは思えない。彼は長くクラブにいるが、何も勝ち取っていない」と指摘。無冠が続いていることも不安要素の1つとなっているようだ。

昨季のトッテナムは後半戦にリーグ戦での黒星が一気に増えたが、今季はバランスよく戦っていけるのか。ポチェッティーノの評価を絶対的なものとするためには、何らかのタイトルを獲得する必要がありそうだ。

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