驚異の577戦561ゴール! バルサを進化させた11年前の”10番交代劇”

メッシとロナウジーニョ photo/Getty Images

ロナウジーニョから若き天才へ

今からちょうど11年前、バルセロナにとって特別な引き継ぎが行われた。ファンタジスタ・ロナウジーニョが背負ってきた背番号10がリオネル・メッシに渡されたのだ。

当時バルセロナはジョゼップ・グアルディオラ体制となり、グアルディオラはそれまでチームのスターだったロナウジーニョを構想外とする決断を下した。チームは一気にメッシ中心のものとなり、カンテラ出身選手を次々と引き上げながら黄金期を築くことに成功する。

メッシにとってもこの変化は大きなものだった。10番を任されたことで特別な覚悟が生まれた部分もあるだろう。米『Bleacher Report』が10番を任されてからのメッシの成績を取り上げているが、その数字は何とも恐ろしい。10番を着用して以降メッシは577戦561ゴール220アシストの成績を残している。異常とも言える数字だ。
この数字にSNS上では、「史上最高の選手」、「クレイジーな数字だ」、「この10番は永久欠番になるのでは」といった意見が挙がっている。これだけのパフォーマンスを見せられてしまうと、メッシの次に10番を背負う選手は大変だ。異常なプレッシャーを浴びることになるはずで、多くの選手は避けたいと思うだろう。

今後もメッシは数字を伸ばしてくるはずで、10番を背負っての通算600ゴールも見えてきている。今季も驚異のパフォーマンスを見せてくれることだろう。

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