ビューティフルゴールが揃う
今季サッカー界を盛り上げるビッグサプライズを見せてくれたアヤックスは、面白いようにパスが繋がる攻撃に魅力があるチームだった。指揮官エリック・テン・ハーグが作り上げたチームはどこからでも得点が奪える超攻撃的なもので、見る者を飽きさせることがなかった。
アヤックス公式では、そんな超攻撃軍団が今季決めたゴールの中からベスト10をピックアップ。伝説とも言える今季の戦いをスーパーゴールとともに振り返っている。
エールディヴィジで決めた得点も多いが、やはり目を引くのはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリード相手に決めたビューティフルゴールの数々だろう。ドゥシャン・タディッチが偽9番の役割でボールを引き出し、そこを軸に華麗な崩しを披露したり、ベテランのラセ・シェーネが強烈なフリーキックを叩き込んだりと、レアルはサンティアゴ・ベルナベウで地獄を見ることになった。
複数のビッグクラブが狙うDFマタイス・デ・リフトがユヴェントス戦で決めたヘディングシュートも忘れてはならない。ビューティフルゴールとは言えないかもしれないが、アヤックスをベスト4へ導く魂のゴールだった。得点者がFWからDFまで幅広いこともテン・ハーグが作り上げたアヤックスの特長と言えよう。