1stレグではいつものように得点を祝ったが……
チャンピオンズリーグ準決勝1stレグのバルセロナ対リヴァプール。この試合で3-0とリヴァプールに完勝したバルセロナだが、結果以外にも話題となったことがある。FWルイス・スアレスのゴールセレブレーションだ。
古巣対決とあって、試合前には「もしスアレスがゴールを決めても彼がそれを喜ぶことはないだろう」と思っていたリヴァプールファンも多かったはず。しかしこのウルグアイ人は前半26分に先制点を決めると、いつものように膝スライディングを披露し喜びを爆発させた。これに対して試合後、SNS上では「リスペクトに欠けている」や「裏切られた」とこのゴールセレブレーションを残念に思うリヴァプールファンの投稿も多く見受けられた。スアレス本人もそのことを知らなかったわけではないようで、自身の口から意図の説明をしている。
「ゴールセレブレーション? サッカーに関わる人なら誰もが先週ぼくが奪ったゴールの重要性を知っている。ぼくはリヴァプールファンをとても尊敬しているよ。彼らにはすごく感謝している。ここ(アンフィールド)でゴールを決めたとしても、同じようにセレブレーションを見せることはないだろう。(誰かが気分を害しているなら)ごめんなさいと言うけど、リヴァプールのファンは拍手を送ってくれた。リヴァプールのファンとクラブには本当に感謝しているんだ」
カンプ・ノウでのゴールセレブレーションを後悔はしていないが、次戦ではこれを自粛する姿勢を示した。英『The Sun』が伝えている。2ndレグはリヴァプールのホームであるアンフィールドで開催される。「ゴールを決めても喜ばない」と宣言したスアレスだが、リヴァプール守備陣も簡単に得点を許す気はないだろう。