ローマのエース、ウェストハム行きに興味なし? 唯一移籍の可能性があるのは

今夏の去就に注目が集まるジェコ photo/Getty Images

現時点ではインテル一択も、イカルディ次第

ローマに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコは、イングランド復帰に興味がないようだ。

2015年にマンチェスター・シティからローマへ移籍したジェコは、加入直後からチームの主力として活躍。2年目となる2016-17シーズンはキャリアハイとなる29ゴールを記録し、セリエAの得点王にも輝いた。イタリアでもその高い得点能力を証明したジェコだが、4年目となる今季はチームの不調もあってか、ゴールを量産することができず、第32節終了時点でわずか8ゴールにとどまっている。

こういった状況に加えて、今夏でローマとの契約年数が残り1年(2020年6月まで)になることから、今季終了後の去就に注目が集まっているジェコ。マンC時代の恩師であるマヌエル・ペジェグリーニ監督が指揮官を務めるウェストハムや、エースのマウロ・イカルディの去就が不透明なインテルなどが興味を示していると、先日複数のメディアが報じていた。
しかし、ジェコはウェストハムへの移籍に興味がなく、オファーを拒否した模様。伊『Gazzetta dello Sport』などが伝えている。一方で、インテルへの移籍には前向きなようで、同クラブがジェコ陣営に接触したところ、ポジティブな返事がもらえたとのこと。ジェコが新たなクラブとの契約にサインとするとしたら、現時点ではインテル一択のようだ。ただ同メディアによると、インテル側がジェコへ本格的にオファーを出すのは、イカルディの退団が決まった場合だという。

現在33歳という年齢を考慮し、ローマは今のところ契約延長を考えていないようだが、はたしてジェコは来季、新天地でプレイすることとなるのか。今後の動向にも注目だ。

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