今季プレミアで意外な活躍を見せたのは誰? “7名”を英メディアが選出

今季ここまで18ゴールを挙げているマネ photo/Getty Images

優勝を争う2チームからも

今季のプレミアリーグも残すところあとわずかとなった。各チーム1シーズンも戦ってみれば開幕当初はあまり期待していなかった選手が活躍したり、予想以上の働きを見せた主力もいたことだろう。

英『FourFourTwo』はそんな選手を7名リストアップ。定番から一見地味に思えてしまう存在まで、今季いい意味で期待を裏切った選手が名を連ねている。

・ファビアン・シェア(DF/ニューカッスル)
1人目は今季がプレミア初挑戦となったスイス代表のCBであるシェアだ。ニューカッスルが昨夏彼をデポルティボから獲得する際に費やした移籍金はたったの350万ポンドだという。開幕当初こそなかなか出場機会を得られなかったシェアだが、第11節のワトフォード戦以降はレギュラーの座をつかみニューカッスルに欠かせない戦力となっている。
・ラヒーム・スターリング(FW/マンチェスター・シティ)
スターリングが素晴らしい選手であることはもはや周知の事実だが、2年連続の大活躍を同メディアは予想していなかったと主張。今季のスターリングはここまで17ゴール11アシストを記録し、優勝争いを繰り広げるシティの原動力となっている。

・アーロン・ワン・ビサカ(DF/クリスタル・パレス)
今夏マンチェスター・ユナイテッドをはじめとするプレミア複数クラブへの移籍が噂されるワン・ビサカは昨季終盤に定位置をつかんだ21歳の選手だ。元々ウイングやストライカーとしてプレイしていたとは思えない守備力を有しており、将来のイングランド代表を背負って立つ人材として期待されている。

・マット・ドハーティ(DF/ウォルバーハンプトン)
ドハーティも右サイドバックの選手で、昇格組ながら今季ここまで8位という快進撃を見せているウォルバーハンプトンに必要不可欠な存在となっている。ここまで公式戦40試合の出場で7ゴール9アシストを記録しており、DFながらその攻撃力はプレミア屈指だ。

・ライアン・フレイザー(MF/ボーンマス)
昨季不完全燃焼に終わったフレイザーだが、今季はリーグ戦7ゴール11アシストと輝きを放っている。その活躍から今夏にアーセナルが獲得に乗り出すとも噂されているが、ボーンマスのジェフ・モスティン会長はこれを否定したという。去就はいかに。

・エティエンヌ・キャプー(MF/ワトフォード)
ワトフォードの中盤を支える元フランス代表のキャプー。昨季後半戦にレギュラーの座を奪回。今季は29試合に出場しチーム最多のタックル数を記録している。目立ちこそしないものの、同メディアは“家の基礎”と彼を表現し30歳のいぶし銀を称賛している。

・サディオ・マネ(FW/リヴァプール)
スターリングと同様に彼も有名な選手であることは間違いない。しかし、昨季の10ゴールから今季は18ゴールにまでその得点数を伸ばしており、進化を遂げている。リヴァプールのエースであるFWモハメド・サラーの負担を減らしたのは非常に大きな貢献だ。

彼らにとっての課題はこのパフォーマンスをこれからも維持することだろう。今回は“意外な”活躍を見せたことで取り上げられた7名だが、来季以降は“ずっと”活躍している選手としてファンに認知されたいところだ。

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