C・ロナウドいればアトレティコに勝てる! ”モンスター”の恐怖知る男が語る

ヴォルフスブルク相手にハットトリックを決めたロナウド photo/Getty Images

運命の2ndレグ迫る

今季のチャンピオンズリーグ優勝候補に挙げられているユヴェントスはベスト16で消えてしまうのか。アトレティコ・マドリードとの運命の2ndレグが12日に迫ってきた。敵地での1stレグを0-2で落としているため、ユヴェントスはまさに崖っぷちだ。

そんなユヴェントスにエールを送っているのは、現在ボルシアMGを指揮するディーター・ヘッキングだ。ヘッキングといえば、2015-16シーズンにヴォルフスブルクを指揮してチャンピオンズリーグ・ベスト8に進んだ指揮官だ。ベスト8ではレアル・マドリードと対戦し、今回のアトレティコと同じく本拠地での1stレグを2-0と勝利した。

ところが、サンティアゴ・ベルナベウでの2ndレグでは0-3で敗北。2戦合計2-3とひっくり返されてしまった。その時1人で3ゴール奪ってしまったのがクリスティアーノ・ロナウドだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ヘッキングはまたロナウドがハットトリックを炸裂させることができるはずと語っており、再びの大暴れに期待している。
「ロナウドには全ての能力がある。また3得点決めることもできるよ。私のヴォルフスブルク相手にやったようにだ。アトレティコは欧州でもベストな守備があり、攻撃も素晴らしい。ロナウドがいなければ不可能だが、いれば……。これまで私が対峙した中でロナウドが最強の選手じゃないと言えば嘘になるね。あの夜のことを覚えている。私は選手たちにロナウドのこともベルナベウも恐れるなと伝えたんだが、17分で0-2となった。ロナウドの2点でね。モンスターだよ」

ユヴェントスは8日のウディネーゼ戦でロナウドを温存し、若いモイーズ・キーンやフェデリコ・ベルナルデスキらを起用。アトレティコ戦へ準備は万端だ。アトレティコ相手に3点奪うのは至難の業だが、再びの大逆転劇は実現するか。

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