マルキージオが明かした背番号「10」への想い 憧れの大先輩の存在が!?

ユヴェントスでデル・ピエロ氏(右)と共にプレイした若き日のマルキージオ(右) photo/Getty Images

デル・ピエロの影響で新天地では「10」に

ゼニトに加入した元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが、新天地での背番号に「10」を選んだ理由を明かしている。

下部組織時代から25年間も過ごしたユヴェントスとの契約を、8月中旬に解除したマルキージオ。世界中からたくさんのオファーが届いていたようだが、彼は新たな戦いの舞台としてロシアを選んだ。これまで移籍理由などについては明かしてきた同選手だが、今回は背番号「10」への想いについて口を開いた。9日に行われたカイラト(カザフスタン)とのトレーニングマッチで途中出場を果たし、新天地デビューを飾ったマルキージオが、試合後のインタビューで次のように語っている。伊『sky sport』などが伝えた。

「ここでは、10番が神聖な番号であることは知っているよ。かつてはアルシャビンが身につけていたよね。ただ、私にとっても(10番は)お気に入りの番号なんだ。子供のころからデル・ピエロの背中を見てきたからね。だからこそ、とても敬意を払って扱いたいと思う」
マルキージオはユヴェントスで過ごしたこれまでのほとんどを、背番号「8」のユニフォームを身につけプレイしてきた。長年ともにしてきた「8」は、彼にとって間違いなくお気に入りの背番号であるだろう。しかし、新天地で選んだ背番号は「10」。かつてユヴェントスで「10」を背負い、憧れの大先輩であるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏の影響が大きいようだ。はたして、マルキージオはチームの背番号「10」として、デル・ピエロ氏のように多くのファンを魅了することができるのか。

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