ベッカム2世が選ぶ”現世界最高の右サイドバック”は…… 「彼は全てを持っている」

イングランド代表ではチームメイトの2人 photo/Getty Images

チームメイトであり、ライバル

イングランド代表では右のウイングバックを担当し、ロシアワールドカップ・ベスト4入りに大きく貢献したトッテナム所属DFキーラン・トリッピアー。自身も直接フリーキックを叩き込むなど、デイビッド・ベッカム二世と評される高精度な右足を存分に披露した。

そのトリッピアーはトッテナムでも不動のサイドバックだが、そんなトリッピアーが思う現世界最高のサイドバックはトッテナム時代には良きライバルであり、イングランド代表では仲間だったDFカイル・ウォーカーだ。

トリッピアーはトッテナムでウォーカーとポジション争いをし、その牙城を崩そうとした男でもある。英『sky SPORTS』によればトリッピアーは今でもウォーカーを高く評価しており、世界最高のサイドバックと絶賛している。
「現在だと、僕の意見ではウォーカーが世界最高の右サイドバックだよ。彼とはW杯でもプレイしたけど、速さやパワフルさを見たからね。ボールを保持している時も、彼はマンCで上手くやっているよね。彼はサイドバックとして全てを持っているし、マンCでも良いプレイをしている。だから僕にとっての世界No.1右サイドバックは彼なんだよ」

身体能力に優れ、最近ではセンターバックも任せられるようになっているウォーカーはトリッピアーとタイプが大きく異なる。トリッピアーが技巧派ならば、ウォーカーは典型的なアスリートタイプの選手と言えるだろうか。それぞれ異なる魅力を持っているサイドバックだが、トッテナムでライバル関係だったからこそトリッピアーはウォーカーのことを高く評価するのだろう。

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