スターリングはスピードだけ? W杯でチャンス活かせぬ姿に批判も「バーディなら2点は決めた」

なかなかチャンス決め切れないスターリング photo/Getty Images

スウェーデン戦ではGKとの1対1活かせず

イングランド代表監督のガレス・サウスゲートは、今回のロシアワールドカップでハリー・ケインとラヒーム・スターリングを前線コンビに据えている。ケインはここまで6得点を挙げており、そのパフォーマンスに不満を感じているサポーターは少ないだろう。しかし、スターリングは何度か決定機を外していることを批判されている。

英『TalkSport』によると、かつてチェルシーやウィンブルドンFC、ウェールズ代表などでプレイし、現在は俳優を務めるヴィニー・ジョーンズもスターリングには疑問を抱いている。スターリングは準々決勝スウェーデン戦で相手GKとの1対1を決めることができなかったが、ジョーンズはベンチに控えるジェイミー・バーディを使ってほしいようだ。

「スターリングに批判があるのは知っている。彼は正しいポジションを取っているが、時折彼を見ているとスピードがなければエクセター・シティのようなクラブでプレイしていただろうなと思うよ。バーディなら得点を決めるだろう。私はバーディの大ファンで、彼ならスウェーデン戦で2点は決めたと思う」
エクセター・シティはイングランドの4部リーグに相当するフットボールリーグ2に所属するクラブだ。スターリングにスピードがなければ、そのランクでプレイしていたとジョーンズは大袈裟に表現している。スターリングはチャンスメイクの部分でもチームに貢献しているが、批判を跳ね除けることはできるだろうか。まだサポーターは10番を背負うスターリングの働きに満足していない。

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