また欧州勢がワールドカップを制してしまうのか 2006ドイツ大会と同じ構図となった欧州支配のベスト8

アルゼンチンもベスト16で姿消す photo/Getty Images

南米勢はたった2チーム

やはり欧州開催のワールドカップでは欧州のチームが強いということなのか。今大会のベスト8は欧州勢が支配している。構成としては欧州がフランス、ベルギー、イングランド、スウェーデン、クロアチア、ロシアの6チーム、残りはブラジルとウルグアイの南米2チームだ。ブラジルとウルグアイは同じブロックに入っているため、今大会は欧州のチームが1つは必ず決勝に進出することになる。

スペイン『MARCA』は、2006ドイツ大会と似たような構図になっていると伝えている。当時はブラジルとアルゼンチンだけが準々決勝に生き残り、他はドイツ、イタリア、ウクライナ、イングランド、ポルトガル、フランスの欧州6チームで占められていた。結局アルゼンチンとブラジルは準々決勝で敗れたため、ベスト4は全て欧州勢だった。

2010南アフリカ大会は南米勢の方が多く、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ウルグアイの4チームがベスト8に残り、欧州はドイツ、スペイン、オランダ、アフリカからガーナが入っていた。前回大会はブラジル、コロンビア、アルゼンチンの南米3チーム、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーの欧州4チーム、そして北中米からコスタリカが入った。
ただ2006年大会以降は欧州勢が3度続けて優勝しており、今回で4大会連続となれば南米勢にとっては屈辱的だ。アルゼンチンとコロンビアがベスト16で姿を消してしまったのは残念なところだろうが、ブラジルとウルグアイは意地を見せられるのか。

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