グループステージを見てどう変わった? 最新版ロシアW杯優勝予想アンケートで1位になったのは……

アルゼンチン代表の人気も上がる photo/Getty Images

ドイツが落ちて優勝予想に変化

多くのサプライズが起きたロシアワールドカップもグループステージを終え、決勝トーナメントに入っていく。大会前にはスペイン代表、ブラジル代表、ドイツ代表、フランス代表の4チームが優勝候補に挙げられていたが、グループステージの戦いを見て考えが変わった人もいるのではないか。そもそもドイツはグループで敗れてしまったため、優勝予想には変化が起きてくるだろう。

そこでスペイン『MARCA』は、改めてどこがワールドカップを制するかアンケートを取っている。興味深いのは、2チームが優勝候補筆頭で並んでいることだ。最も票を集めたのは21%でブラジル代表、そしてポルトガル代表だ。ポルトガルはグループBを2位で通過することになったが、かなり高く評価されているようだ。

それに続くのが土壇場でグループ突破を決めたアルゼンチン代表で14%、スペイン代表が12%、グループDを3連勝で突破する驚異の強さを見せたクロアチア代表が10%、日本が決勝トーナメント1回戦で対戦するベルギー代表が9%、グループでやや低調だったフランス代表は4%となっている。
グループステージの戦いぶりからスペインとフランスの人気が少し落ち、3連勝で突破したベルギーとクロアチアの評価が大きく上がった印象だ。アルゼンチンがこれほど高いのは驚きでもあるが、土壇場で通過を決めて勢いが出ているのは間違いない。リオネル・メッシが何か起こすのではと予感しているサッカーファンもいるだろう。

次に得点王予想だが、同メディアのアンケートでは4ゴールを挙げているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがトップで44%、次いで5ゴールのイングランド代表FWハリー・ケインが29%、4ゴールのベルギー代表FWロメル・ルカクが16%、グループステージでは1ゴールだったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが5%となっている。ここでメッシが4位になっていることも、アルゼンチン躍進を信じているサポーターがいることの証明と言えよう。ポルトガルもロナウドの存在が優勝予想の票を伸ばしているのだろう。

果たして頂点に立つのはどのチームなのか。グループステージの流れを考えると決勝トーナメントでもサプライズが起きそうだ。

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