日本代表の海外組比率はロシアW杯32カ国中何番目? 国内組が誰1人いない意外なチームも

セネガル代表も国外組だらけ photo/Getty Images

日本は意外にも少なく

日本代表でも海外組の存在は大きく取り上げられるが、ロシアワールドカップに出場する各国の海外組と国内組の比率はどのようになっているのか。

スペイン『as』がまとめているが、パチューカの本田圭佑、ドルトムントの香川真司、サウサンプトンの吉田麻也ら海外組も多い日本代表はチームの65.2%が海外組で構成されている。海外組は全員で15人だ。

この数字は多いようにも思えるのだが、ワールドカップ出場国の中では9番目に少ないのだ。最も海外組が少ないのは全員がプレミアリーグに所属する選手で構成されるイングランド代表で0%、次いで開催国ロシア代表(8.7%)、サウジアラビア代表(13%)、スペイン代表(26.1%)、ドイツ代表(34.8%)、韓国代表(47.8%)、イラン代表(60.9%)と続く。優勝候補にも挙げられるスペインとドイツは国内で競争力の高いリーグを形成できているのが大きなポイントだ。
逆に最も国外組が多いのは、日本代表と同じグループのセネガル代表が100%、プレーオフでイタリア代表を破ってきたスウェーデン代表も国内組は0人の100%となっている。ここはやや意外な結果かもしれない。

セネガルはフランスのクラブに所属している選手が多く、スウェーデンは非常にバラエティに富んでいる。ロシアのクラスノダールでプレイするアンドレアス・グランクヴィスト、ヴィクトル・クラーソン、アメリカのシアトル・サウンダース所属のグスタヴ・スヴェンソン、ベルギーのワースラント・ベヘレンに所属するイサーク・キーセ・テリン、UAEのアル・アインに所属するマルクス・ベリと様々だ。

イングランドのように国内リーグが強いからといって代表チームも優れているとは限らないが、やはり自国で優れた選手を育成できているのは大きい。ドイツやスペインのモデルは理想に近いものなのだろう。

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